外陰部が痛い・
腹痛・排尿痛

ヘルペス・腹腔内出血・膀胱炎・性感染症・バルトリン腺 のう瘍
POINT1

世界最新PCR診断機器を導入

POINT1
  • クラミジア・淋病(性器)は尿検査で可能
  • 翌日22時までにメール/LINEで結果通知
POINT2

痛み対策を積極的に行います

POINT2
  • 検査は痛くなく、10数秒で終わります
  • 早期診断・早期治療を行います
POINT3

感染症治療の経験豊かです

POINT3
  • 開業25年の実績
  • 早期治療として外科的処置も積極的に行います
POINT4

骨盤内感染・尿路感染

POINT4
  • 膀胱炎も早期治療
  • 難治性のものは、より専門医に紹介

新宿院

アクセスマップ
外観
内観

駅ちか(東京メトロ丸の内線 西新宿駅から徒歩20秒)

JRほか各線「新宿駅」より徒歩数分圏内

土・日・祝日・夕方も診療・手術

診察時間 / 9:30~19:00

24時間WEB受付(完全予約制)

休診日は年末年始・ビル休館日(1年に1度)のみ

グループクリニック

当院では、新宿院・池袋院・さいたま院・上野院の全4院の症例を取りまとめ、医師が閲覧できる環境をつくっています。 どの院に受診して頂いても続きの内容で受診することができます。

1年間の来院患者数

2023年度

18万人※1

1998年 開院

開業27

医師数

70※2

1年間の手術件数

2023年度

2,100※1

  • ※1 新宿・池袋・大宮・上野グループ全体(※2023年1月から12月の合計で算出しております)
  • ※2 非常勤の医師を含みます。

この症状から推測する病気

外陰部が痛い

腹痛

排尿痛

病気の説明と治療法 サマリー一覧と詳細

- ❶ 外陰部痛:ヘルペス感染症

はじめに

ウィルス性(単純ヘルペス・ウィルス)の性行為感染症です。外性器に小さな水泡(水ぶくれ)ができ、それが破れると潰瘍が多発し、それが2週間ほど続いた後になくなります。初発は、潰瘍は左右対称にできるのが特徴で、局所にはっきりした病変が無い時でも性器からウィルスを排出してしまい、パートナーに感染する可能性があります。ウイルスは神経節という体の奥に潜むため、治ったあとも免疫が低下したときに再発することがあります。

原因

口や性器の接触でうつります。 ウイルスを持っていても症状がない⼈も多く、知らないうちにウイルスを持っていて⼈にうつす ことがあるため「いつ、誰から」もらったウイルスなのか特定が難しい場合もよくあります。

症状

感染後、2日~7日間の潜伏期間のあとに、外性器に水泡(水ぶくれ)ができ、痛み・発熱の症状が出てきます。ひどくなると、排尿時に激しい痛みを伴い、排尿が出来なくなることもあります。また、太腿の付け根のリンパ腺が腫れたり、高熱が出ることもあります。

検査・診断
検査・診断

見た目(視診)での診察や、迅速検査(綿棒による擦過)で行います。(15分) 検査結果が陰性でも、医師の判断で治療することがあります。

治療
治療

治療はヘルペスウイルスの増殖を抑制する抗ウィルス剤の内服や塗り薬で、1~2週間で治ります。
※症状に応じて医師の判断で 薬剤を選択します。

生活制限

日常生活に制限はありませんが、治療が終了するまでは性交渉はお控えください

予防・予後

予防には性行為で感染するためコンドームを使用することが有効ですが、完全に防げるわけではありません。不特定多数や感染が疑われる相手との性行為を避けることも重要です。

- ❷ 外陰部痛:バルトリン腺のう瘍

バルトリン腺のう瘍

はじめに

バルトリン腺とは、膣口近く、左右両側にある分泌腺であり、思春期以降に発達し、開口部から粘液を分泌して、膣の乾燥を防いだり、細菌の侵入を防ぐ働きをしています。通常は触れてもわかりません。そのバルトリン腺の開口部が閉塞してしまうと、粘液が内部に貯まり、バルトリン腺嚢胞となります。嚢胞形成のみでは、症状が軽いことも多くありますが、そこに細菌感染を起こすと膿瘍となり、持続的な疼痛や圧痛を伴います。20~30代の生殖年齢に多くみられます。繊維腫や脂肪腫などの外陰部良性腫瘍や膣壁嚢腫、外陰悪性腫瘍が鑑別疾患となります。

原因

バルトリン腺の開口部が閉塞し、貯まった粘液に細菌感染が起こることで生じます。原因となる細菌は、ブドウ球菌や連鎖球菌、大腸菌や嫌気性菌が多く、複合感染を起こしていることも多くあります。また、クラミジアや淋菌などの性感染症も原因菌となるため、注意が必要です。

症状

症状は外陰部片側の腫瘤触知、不快感や疼痛などで、膿瘍が大きくなると疼痛により、歩行や座位が困難になることもあります。

検査・診断

診断は外陰部の視診と触診で行います。バルトリン腺膿瘍のほとんどは片側性で、圧痛、発赤などの炎症所見がある場合はバルトリン腺膿瘍を形成していると考えられます。閉経後症例や再発を繰り返す症例、硬結を伴う症例、嚢胞壁が不正な症例では、悪性の可能性も考慮し、穿刺吸引細胞診や組織診を行う必要があります。

治療

サイズが小さく、無症状の場合は経過観察となります。サイズが小さく、炎症も軽度な場合は、抗菌薬を投与します。疼痛が強い場合は、穿刺、排膿を行います。また、サイズが大きい症例や再発を繰り返す症例は、開窓術や嚢腫摘出術といった手術療法を考慮します。

- ❸ 外陰部痛:重症カンジダ

はじめに

カンジダはカビの一種(真菌症)で、かゆみを主な訴えとする病気です。

原因

健康な女性でも持っている常在菌。 疲れやストレスなど抵抗力が落ちることで発症する、誰にでも起こり、再発を繰り返しやすい病気です。

症状

白い酒カス状のおりものが多くなります。性病ではありませんが、膣・外陰部のかゆみ・ヒリヒリ感・白いヨーグルト状のおりものの増加、性交時痛などがあります。

検査・診断
検査・診断

膣や子宮入口のおりもの検査(1〜2分)、見た目(視診)で分かることもあります。

治療
検査・診断

抗真菌薬の膣錠やクリーム剤で治療をします。
症状がなくなれば、受診(再検査)の必要はありません。

生活制限

日常生活に制限はありませんが、治療が終了するまでは刺激を避けるため性交渉はお控えください

予防・予後

陰部を清潔に保ちなるべく乾燥した状態を保つことが重要です。清潔な状態に保ちつつ通気性の良い綿素材の下着を履くなどしてもよいでしょう。夏は蒸れやすくなるので注意が必要です。また陰部を洗いすぎてしまうことで膣内の環境を保つ働きをする常在菌も洗い流してしまうことがありますので注意してください。基本的に、腸内の常在菌ということもあり完璧な予防はできないため、症状が出たら早めの受診を心掛けましょう。

- ❶ 腹痛:クラミジア感染症

はじめに

日本で最も多い性行為感染症(STD)で、クラミジア・トラコマチスという細菌によって起こります。特に10代後半から20代にかけての感染者が多いことが特徴です。女性は症状が出にくいことが多く、約80%が無症状であるため自覚しにくいことも特徴です。そのため感染に気づかずにいるとパートナーにうつしてしまう可能性もあるほか、感染が長期化すると不妊症や流産、子宮外妊娠などの原因にもなります。

原因

性交渉によるものがほとんどで、女性の子宮頸管や男性の尿道、喉の粘膜などに感染するケースが多いです。感染時期や、感染した順番を特定するのは困難です。

症状

代表的な症状として、おりものの増加、不正出血、下腹痛、排尿痛、性交痛などがあります。 女性は男性と比較すると症状は軽症である場合が多いです。

検査・診断
検査・診断
検査・診断
検査・診断

性器の検査は尿もしくはおりものを採取して検査します。咽頭(のど)の検査は、10~20秒ガラガラうがいをし、そのうがい液を検査に出します。結果は翌日22時までに出ます。

咽頭(のど)の検査をご希望の場合、検査前1時間は、飲食、うがい、歯磨き、ガムを噛むなどは控えてください。

治療
治療

抗生剤を1回4錠服用し、治療します。
2週間後に再検査を行います。

パートナーに感染させる、あるいはパートナー間で感染させ合う(ピンポン感染)恐れがあるため、治療が終了するまでは性交を控え、パートナーも同時に泌尿器科で検査・治療を受けることが重要です。
他の病院などで検査をして「陽性」だった場合も当院で治療可能です。その場合は、必ず検査結果を持参してください。

生活制限

日常生活に制限はありませんが、 治療が終了するまで(再検査の陰性確認まで)は性交渉はお控えください。

予防・予後

予防には性行為で感染するためコンドームを使用することが有効ですが、完全に防げるわけではありません。不特定多数や感染が疑われる相手との性行為を避けることも重要です。

- ❷ 腹痛:卵巣出血・排卵出血/卵巣腫瘍 など

卵巣出血/排卵出血

はじめに

器質的な異常がない卵巣から起こる病的な出血を卵巣出血といいます。20~30代の女性に多くみられますが、排卵のある女性には年齢に関わらず、誰にでも起こる可能性があります。性交渉後、数時間から数日で急にお腹が痛くなった、というエピソードで来院されることもありますが、何のきっかけもなく発症することもあります。

原因

排卵時に卵巣から卵子を放出する際に出血することがあります。また、卵巣には卵胞という卵子を包む袋があり、排卵後、卵胞は黄体という構造に変化しますが、黄体にはホルモンを分泌する働きがあり、血管が豊富で、ここからの出血も原因の一つです。発症のきっかけは、性交渉による物理的な刺激が約40%と最多で、特に誘因なく発症する場合は約30%です。解剖学的な理由から右の卵巣からの出血が多く、70%前後といわれています。

症状

主な症状は下腹部痛です。お腹の中に貯まった血液の刺激で症状が出現するため、出血の程度により症状の強さが異なります。腹痛は突然生じ、持続性で間欠性でないことが特徴です。痛みがお腹全体に広がり、嘔気や嘔吐、下痢などの消化器症状を伴う場合もあります。出血量が多くなると、貧血や血圧低下、ショックへと進行していきます。

検査・診断

症状が異所性妊娠と似ているため、まず妊娠反応の陰性を確認し、妊娠を否定します。超音波検査で、お腹の中の出血の程度を確認し、血液検査で貧血や血液凝固能の評価をします。

治療

多くの場合は自然に止血し、血液も吸収され症状が改善されるため、安静を保ち、経過観察が可能です。出血量が少量で全身状態が安定していれば、原則入院管理とし、超音波検査や血液検査を経時的に行い、出血の進行を総合的に判断します。
出血量が多く血圧低下を来している場合や、貧血が進行し、出血が持続していると考えられる場合には、緊急手術が必要となります。腹腔鏡手術や開腹手術を行い、出血している部位を同定して止血を行います。

卵巣腫瘍

はじめに

卵巣は子宮の左右に一つずつあり、通常は2cmほどの大きさです。ここにできる腫瘍が卵巣腫瘍であり、腫瘍が小さい場合はほとんどが無症状で、日常生活に支障を来すことはありまあせん。子宮がん検診の際に偶然発見されることもあります。スカートのウエストがきつくなったことに気付いて受診される場合もあります。

卵巣腫瘍の中に良性のものと境界悪性のもの、悪性のもの(卵巣がん)とあり、卵巣にできる腫瘍の約90%が良性、約10%が悪性とされています。ここでは良性のものを卵巣腫瘍と呼び、良性腫瘍を中心に詳しく説明します。

原因

卵巣腫瘍には様々な種類があり、その発生起源も様々です。他の臓器にもみられるような臓器の表面からできるものや卵子の元になる胚細胞からできるもの、性ホルモンを出す細胞からできるものもあります。原因ははっきりとは解明されていません。

症状

卵巣はお腹の中にあり、外とつながっていないため、小さいうちは無症状の場合がほとんどです。大きなってくると、腹部膨満感や下腹部痛、頻尿などの症状が出現します。腫瘍が破裂したり、茎捻転といってお腹の中でねじれてしまうと突然の強い腹痛が生じます。また、ホルモンをつくるタイプの卵巣腫瘍では、月経異常や男性化徴候を認めることもあります。

検査・診断

卵巣はお腹の中に存在するため、内診で卵巣の大きさ、形、癒着の有無などを診察します。良性か悪性かの推測は、超音波検査により卵巣の大きさや内部の状態などを観察し、さらにCTやMRIで腫瘍内部の性状、他の臓器との関係、リンパ節腫大の有無などを調べます。血液検査で腫瘍マーカーを調べ、総合的に判断します。良性、悪性の最終的な確定診断は手術によって得られた検体の病理診断によって決まります。手術前の画像診断だけでは良性悪性の区別が難しいこともあり、手術中に迅速病理診断を行うこともあります。

治療

超音波検査や画像診断による性状を観察した結果、良性もしくは現時点では悪性と考えにくいと判断した場合、数か月ごとの経過観察となります。経過観察中に変化があれば、適宜MRI検査も併用し、6cm以上の大きさとなれば手術を検討します。また、大きさが6cm未満であっても、年齢や腫瘍のタイプによっては、悪性になる可能性も考慮し、手術を検討します。手術法としては、腫瘍のある卵巣を摘出する付属器摘出術、腫瘍のみを摘出して正常卵巣部分を残す嚢胞摘出術があります。片方の卵巣を摘出しても妊娠は可能です。明らかな悪性を疑う所見がない場合は、腹腔鏡手術も適応となります。

- ❸ 腹痛:子宮筋腫 など

子宮筋腫とは

子宮筋腫とは
はじめに

子宮筋腫は珍しくない良性の腫瘍で、30歳以上の女性の20-30%にみられます。女性ホルモンによって大きくなり、閉経すると小さくなります。
筋腫の数や大きさはさまざまです。大きさやできる場所によって症状が違ってきます。
場所によって、子宮の内側(粘膜下筋腫)、子宮の筋肉の中(筋層内筋腫)、子宮の外側(漿膜下筋腫)に分けられます。

症状

おもな症状は、月経量が多くなることと月経痛です。その他に月経以外の出血、腰痛、頻尿(トイレが近い)などがあります。症状はできる場所と関係があります。子宮の内側にできた筋腫は小さくても症状が強く、月経量が多くなります。逆に子宮の外側にできた筋腫は大きくなっても症状がでない傾向があります。そのため、治療が必要かどうかもできた場所や症状によって異なってきます。

診断方法

婦人科診察と超音波検査で診断します。大きな筋腫や手術を考える場合にはMRI検査をすることもあります。大きな筋腫は悪性の子宮肉腫との区別が難しいことがあります。MRI検査結果や大きさ、年齢、大きくなるスピードなどで判断します。

治療法
経過観察

小さくて、無症状の場合は、定期的に検査を行いながら様子を診ます。

手術(紹介)

◆子宮全摘術
◆筋腫核出術(筋腫だけを取り、子宮を残す手術)
今後、妊娠の希望がある方
子宮を残すことが最大の目的で、手術の出血は全摘より多い傾向があります。また、小さな筋腫が残り、再発することがあります。
※腹腔鏡を用いた手術を行えるかどうかは、大きさやこれまでの手術歴などによって、最終的には執刀医の判断となります。

薬物療法

子宮筋腫を小さくしたり、出血や疼痛などの症状を軽くします。
◆疑閉経療法
月経を止める治療
当院では内服による治療を行います。他に点鼻薬や注射薬があります。女性ホルモンの分泌を抑えるため、更年期様の症状が出たり、骨量が減少する恐れがあり、半年以上の治療は行いません。治療中は筋腫のサイズが小さくなりますが、中止すると元の大きさに戻ります。
このため、手術前の一時的な使用や、閉経が近い年齢の方に多く行われます。
◆低用量ピル・黄体ホルモン剤
筋腫の直接的な治療ではありませんが、月経量を少なくしたり、月経痛の軽減ができます。

その他の治療法(紹介)

◆子宮動脈塞栓術
子宮を栄養する血管を詰める方法
原則的に、今後妊娠を希望しない方が対象です。

- ❹ 腹痛:月経痛・子宮内膜症

生理痛は我慢するものではありません。
生理痛は「あって当たり前」「毎月のこと」と痛みを我慢している方は、一度、婦人科に相談してみましょう。生理痛は何らかの病気のサインである場合があります。
もしかすると何かの病気が隠れているかもしれません。早めに婦人科に相談しましょう。

月経困難症とは

治療を受けている人は約6%(約55万人)

「月経困難症」とは、「月経(生理※)期間中に月経に伴って生じる病的症状」と定義されます。
生理痛によって日常生活に何らかの支障を来していれば、「月経困難症」です。
※生理のことを、医学用語では「月経」といいます。

日本では、約900万人もの月経困難症の患者さんがいると推計されています。
そのうち、医療機関を受診して治療を受けている人は約55万人と、約6%であったことが、2011年度の調査で報告されています。

月経困難症の症状

月経困難症の主な症状としては、下腹痛、腰痛、お腹が張る、吐き気、頭痛、疲労・脱力感、食欲不振、いらいら、下痢、憂うつの順に多くみられます。

下腹痛

下腹痛

腰痛

腰痛

お腹が張る

お腹が張る

吐き気

吐き気

頭痛

頭痛

疲労・脱力感

疲労・脱力感

子宮内膜症とは

子宮の内側には子宮内膜という組織が存在しています。子宮内膜とは、子宮内膜に似た組織が、何らかの原因で子宮の内側以外の場所(卵巣、腹膜など)にでき、増殖する病気です。子宮内膜症の組織は、女性ホルモンの影響を受け、正常な子宮内膜と同じように周期的に増殖し出血しますが、その血液が排出されずに溜まり、炎症を起こしたり、周囲の組織が癒着したりすることにより、さまざまな痛みをもたらします。

症状は?

月経痛

月経痛

骨盤痛

骨盤痛

卵巣チョコレート嚢胞

「卵巣チョコレート嚢胞」

  • 子宮内膜症の代表的な症状は月経痛で、患者さまの約9割にみられます。このほか、月経時以外にも骨盤痛や下腹部痛、性交痛、排便痛などがみられます。
  • 子宮内膜症は、卵巣の機能が活発な20~30歳代の女性に多く発症し、女性ホルモンの分泌が減少して閉経する頃を境に、症状は治まります。
  • 子宮内膜症は不妊女性の多くに認められることから、不妊と子宮内膜症には何らかの因果関係があると考えられています。
  • 子宮内膜症が最も起こりやすい場所は「卵巣」ですが、「子宮と直腸の間のくぼみ」や「子宮を支える靭帯」、「子宮と膀胱の間のくぼみ」などにも起こることがあります。卵巣の内部に袋状の病巣が発生し、その中に血液がたまるタイプのものを、特に「卵巣チョコレート嚢胞」と呼んでいます。

- ❶ 排尿痛:膀胱炎

泌尿器科のプロが監修

泌尿器科のプロが監修

  • 濱口晃一医師
  • 難治性のものは、より専門医に紹介
早期治療

早期治療

  • すぐに治療します
  • 症状と尿検査による診断です
  • 外性器の診察は原則行いません
女性の性感染症も尿にて同時治療可能

女性の性感染症も尿にて
同時治療可能

  • 最短3時間で結果が出る最新PCR診断機器導入
  • クラミジア/淋病の検査・治療が可能

- ❷ 排尿痛:ヘルペス

はじめに

ウィルス性(単純ヘルペス・ウィルス)の性行為感染症です。外性器に小さな水泡(水ぶくれ)ができ、それが破れると潰瘍が多発し、それが2週間ほど続いた後になくなります。初発は、潰瘍は左右対称にできるのが特徴で、局所にはっきりした病変が無い時でも性器からウィルスを排出してしまい、パートナーに感染する可能性があります。ウイルスは神経節という体の奥に潜むため、治ったあとも免疫が低下したときに再発することがあります。

原因

口や性器の接触でうつります。 ウイルスを持っていても症状がない⼈も多く、知らないうちにウイルスを持っていて⼈にうつす ことがあるため「いつ、誰から」もらったウイルスなのか特定が難しい場合もよくあります。

症状

感染後、2日~7日間の潜伏期間のあとに、外性器に水泡(水ぶくれ)ができ、痛み・発熱の症状が出てきます。ひどくなると、排尿時に激しい痛みを伴い、排尿が出来なくなることもあります。また、太腿の付け根のリンパ腺が腫れたり、高熱が出ることもあります。

検査・診断
検査・診断

見た目(視診)での診察や、迅速検査(綿棒による擦過)で行います。(15分) 検査結果が陰性でも、医師の判断で治療することがあります。

治療
治療

治療はヘルペスウイルスの増殖を抑制する抗ウィルス剤の内服や塗り薬で、1~2週間で治ります。
※症状に応じて医師の判断で 薬剤を選択します。

生活制限

日常生活に制限はありませんが、治療が終了するまでは性交渉はお控えください

予防・予後

予防には性行為で感染するためコンドームを使用することが有効ですが、完全に防げるわけではありません。不特定多数や感染が疑われる相手との性行為を避けることも重要です。

- ❸ 排尿痛:淋病

はじめに

淋病は、「Neisseria gonorrhoeae(淋菌)」を病原菌とする性行為感染症の一種です。淋菌は尿道や子宮頚管の粘膜を好み、性行為(SEX)によって膣内の粘膜に感染します。

原因

性交渉によるものがほとんどで、女性の膣内の粘膜に感染します。感染時期や、感染した順番を特定するのは困難です。

症状
性器

黄色いおりものや、排尿時の痛みなどの症状が出ます。症状が軽い為、感染に気付かず放置していると、子宮内膜炎を招き、強い下腹部痛や発熱を引き起こし、不妊症の原因にもなりえます。

咽頭(のど)

症状があまりないことが多いですが、のどの腫れや痛みなどの風邪に似た症状や、のどがイガイガしたりします。放置すると、咽頭炎や扁桃腺炎を発症します。

検査・診断
検査・診断
検査・診断
検査・診断

性器の検査は尿もしくはおりものを採取して検査します。咽頭(のど)の検査は、10~20秒ガラガラうがいをし、そのうがい液を検査に出します。結果は翌日22時までに出ます。

咽頭(のど)の検査をご希望の場合、検査前1時間は、飲食、うがい、歯磨き、ガムを噛むなどは控えてください。

治療
治療

抗菌剤の点滴を1回して治療します。
2週間後に再検査が必要です。

生活制限

日常生活に制限はありませんが、治療が終了するまで(再検査の陰性確認まで)は性交渉はお控えください。

他の病院などで検査をして「陽性」だった場合も当院で治療可能です。その場合は、必ず検査結果を持参してください。

予防・予後

予防には性行為で感染するためコンドームを使用することが有効ですが、完全に防げるわけではありません。不特定多数や感染が疑われる相手との性行為を避けることも重要です。

予約について(WEB・LINE予約)

診察をご希望のかたは、診療内容から「一般婦人科」(赤枠)を選択しご予約ください。

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性感染症(STD)検診について

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性感染症(性病)を放っておくと不妊症の原因になります。
将来の妊娠のためにも、定期的な検診を受けましょう。

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所在地 〒163-1332
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東京メトロ丸の内線 西新宿駅から 徒歩20秒
都営大江戸線 都庁前駅A7番出口より 徒歩6分
休診日 年末年始・ビル休館日(1年に1度)のみ
診察時間 日/祝
9:30~19:00
完全予約制
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