月経(生理)以外の出血(不正出血)
月経(生理)不順
生理がこない

性感染症(STD)の早期発見No.1
POINT1
子宮頸がんや病気の除外診断から

若い世代(20~30代)の不正出血も要注意です。 まずがんの除外診断が重要ですので子宮頸がんの検査を積極的に行います。 超音波検査では子宮筋腫や卵巣腫瘍などの出血原因をチェックします

POINT2
痛みの少ない検査・丁寧な診察

内診が苦手な方は遠慮なく教えてください
細い器具や丁寧な声かけなど工夫して診察します

POINT3
1ヶ月12,000シートの処方実績

さまざまな検査で異常がない場合は、 ホルモン分泌の周期の乱れを整える治療を ホルモン剤を用いて早期に解決していきます

POINT4
年間1,800件(1ヶ月150件)の異常細胞を発見

▪検査自体は1~2分で痛くないです
▪結果はメールでお知らせ

新宿院

アクセスマップ
外観
内観

駅ちか(東京メトロ丸の内線 西新宿駅から徒歩20秒)

JRほか各線「新宿駅」より徒歩数分圏内

土・日・祝日・夕方も診療・手術

診察時間 / 9:30~19:00

24時間WEB受付(完全予約制)

休診日は年末年始・ビル休館日(1年に1度)のみ

グループクリニック

当院では、新宿院・池袋院・さいたま院・上野院の全4院の症例を取りまとめ、医師が閲覧できる環境をつくっています。 どの院に受診して頂いても続きの内容で受診することができます。

1年間の来院患者数

2023年度

18万人※1

1998年 開院

開業27

医師数

70※2

1年間の手術件数

2023年度

2,100※1

  • ※1 新宿・池袋・大宮・上野グループ全体(※2023年1月から12月の合計で算出しております)
  • ※2 非常勤の医師を含みます。

月経(生理)以外の出血

ホルモンの異常やさまざまな病気により、月経(生理)時以外に性器から出血することを不正出血といい、婦人科受診の理由で「生理不順」「おりもの異常」と並んで多い症状です。大量に鮮血が出るような場合はもちろんのこと、おりものに少量の血が混ざっているような場合も不正出血です。不正出血には、膣や子宮、卵巣などに何らかの病気があるために出血する「器質性出血」や、病的な原因はなく、ホルモン異常によっておこる「機能性出血」、また、中には排卵期におこる病気ではない不正出血もあります。 ただし、自己判断は禁物です。不正出血はすべて「異常」と考え、出血の量や回数、ほかの症状の有無にかかわらず、まずは医師にご相談ください。

検査方法

子宮がん検査やおりものの検査、超音波検査を行う場合があります。

原因としてありうる病気

子宮頚がんや子宮体がんなどのがん

詳細を見る

<超音波や血液・尿検査などで診断>

子宮筋腫 卵巣のう腫(良性)

子宮頸管ポリープ

排卵期の出血(病気ではない)

外傷

妊娠関係(流産など)

ホルモン異常(無排卵など)

原因不明

などがあります。

子宮頸がん

初期はほぼ無症状

子宮頸がんは若い女性に多い「がん」で性交渉を介したウイルス(HPV)で発症します。子宮下部の管状の部分を子宮頸部、子宮上部の袋状の部分を子宮体部と呼び、それぞれの部位に生じるがんを子宮頸がん、子宮体がんといいます。 子宮頸がんは子宮がんのうち約7割程度を占めます。 国内では、毎年約1万人の女性が子宮頸がんにかかり、約3000人が死亡しており、また2000年以後、患者数も死亡率も増加しています。

がんの種類

「子宮頸がん」と「子宮体がん」は異なる子宮がん

子宮がんは、子宮の入り口から頸部にできる「子宮頸がん」と、子宮奥の子宮体部にできる「子宮体がん」の2つに分けられます。子宮頸がんは、子宮がん全体の約6~7割を占めており、20代から30代の女性に一番※多いがんです。子宮体がんも最近やや増加傾向にあります。 ※国立がん研究センターがん対策情報センター

がんの種類

3つの「子宮がん」の違い

こちらの表は横スクロールできます
子宮頸がん 子宮体がん 卵巣がん
自覚症状 無症状(初期) 不正性器出血 無症状(初期)
明らかになっている原因 HPV(ヒト・パピローマウイルス) 女性ホルモン 遺伝性が10%
年齢のピーク 30~40歳代(20代急増) 50歳代 50-60歳代
早期発見のポイント 検診 不正性器出血で受診 エコー検査
子宮のしくみ

子宮頸がんはHPV(ヒトパピローマウイルス)というありふれたウイルスが原因です

性交渉の経験があるほとんどの女性が一生に一度は感染すると言われています。
多くの場合は自然に消滅しますが、約10%の人は感染が継続し「前がん病変」という状態に
子宮頸がん検診では前がん病変の段階で見つけることができます
約10%の人がウイルスを排除できずに感染が持続してしまい、一部の人でその細胞が変化します。この状態を「異形成」といいます。異形成は長い期間を経て子宮頸がんに進行します。

子宮頸がん細胞の発生メカニズム

子宮頸がんにかかる女性は増えています

20~30代の女性に増えている

性交渉の経験のある女性なら、誰でも子宮頸がんになる可能性があり、最近では20~30代の女性に急増しています。

20~30代女性の発症率の推移
(10万人あたり)

20~30代女性の発症率の推移

子宮頸がんは30代に最も多いがんです

子宮頸がん*発症率
(女性10万人あたり/2017年)
*上皮内がん含む

子宮頸がん発症率 子宮頸がん発症率

でも、早く見つければ決して怖くない

「がん」と聞くと怖いイメージがありますが、決して恐れる病気ではありません。たとえハイリスク型HPVに感染したとしても、通常は免疫力で体内から自然消滅します。子宮頸がんは、早く見つければほぼ100%治せる病気なのです。

5年生存率 *「がん」確定診断から5年経過後に生存している患者の比率

5年生存率

定期的な検診によって子宮頸がんは予防できます

子宮頸がんは長い年月をかけて進行するので、初期の段階で発見することがとても重要です。少なくとも2年に1度、定期的に子宮頸がん検診を受けていれば、異形成が子宮頸がんに進行する前に発見することが可能であり、結果的に子宮頸がんの予防につながります。

自覚症状がないから気づきにくい

子宮頸がんを発症し、がんが多少進行しても、自覚症状はほとんどありません。 自覚症状がないから気づきにくい

初期の子宮頸がん

まれに月経でないときの出血や、性交渉時、あるいはその後の出血が みられることがありますがほとんどは無症状です。

子宮頸がんが進行

不正出血が多くなったり、おりものがピンクや褐色になったりします。 そのうち、おりものに膿が混ざったり、悪臭がしたり、下腹部痛や腰痛、 排尿障害や排便障害、血尿や血便などの症状が出ることがあります。

子宮頸がんが見つかっても早期なら治療できます

早期発見が大切!多くの子宮頸がんは早期治療で治ります。

自覚症状がない初期のがんでも、検診を受けることで発見することができ、がんを早く見つけることで、早期治療をスタートできます。 定期的に検診を受けることで、自分の体と命を守ることにつながります。

初期の子宮頸がんなら妊娠も可能です

子宮頸がん検診によって、異形成などが発見できれば、がんになる前に治療できます。しかし、この段階を見逃すと初期がんの段階を経て、浸潤という状態に進行してしまいます。早期の段階で発見できれば、簡単な手術で処置ができるので子宮も取らなくて済み、適切な治療とフォローが行われれば再発・転移することはほぼないといわれています。

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月経(生理)不順 ― ホルモン異常 ―

月経(生理)の周期が決まっていない
数か月に1回しか月経が来ない
1か月に2~3回出血がある
生理が数日(3日位)で終わってしまう
初潮がきてからきちんとした月経がこない
 といったものが月経不順の主な症状です。
月経不順をきっかけとして婦人科以外の疾患がみつかることもあります。また3ヶ月以上月経がない状態は“無月経”とよび、多くは早めの治療が必要です。放置せずに、婦人科へ診察に行きましょう。

正常な月経とは

正常な月経とは月経周期が25~38日間の間隔で起こり、限られた日数で自然に止まる子宮内の剥離による周期的出血のことです。

無月経・月経不順の種類

原発無月経

原発無月経は、満18歳を過ぎても初経が来ないものと定義されています。これは染色体異常、内分泌異常、性管の分化異常が原因とされています。

続発無月経

続発無月経は、妊娠中や産褥期、閉経後などの生理的無月経を除いて、月経が3ヶ月以上停止したものです。

頻発月経

月経周期が24日以内のものと定義されています。思春期や閉経前によく出る症状です。頻発月経の多くは、無排卵であり、20~21日の周期をとることが多く、無排卵周期症とも呼ばれます。

希発月経

月経周期が39日以上3ヶ月以内を希発月経と呼びます。精神的ストレスや急激な体重増減、内科的全身疾患などが原因となります。

原因

一時的な月経不順や無月経は、無治療(または短期間の治療)で元々の状態に戻ることも多く、原因不明で終わることも少なくありません。症状が長期にわたっている場合は、急な体重の変化(増加・減少)、環境変化(ストレス)、内分泌疾患などによるものと考え、検査などで特定していきます。

治療

特定できた原因によって様々です。1週間~6ヶ月の内服剤(ホルモン剤)による治療を行うこともあります。

よくある治療方法や疾患

1 1種類のホルモンを用いて生理を整えます

月経不順・不正出血の治療
ホルムストローム療法

女性ホルモン(黄体ホルモン)で、月経の周期を整えます。
【飲み方】
パターン①生理が始まって15日目から10日間内服
パターン②生理が始まって22日目から7日間内服

ホルムストローム療法

【治療計画】
6周期程度の治療後、自然な月経の発来が整えば終了です。
治療後も順調でない場合は繰り返し治療していきます。

2 2種類のホルモンを用いて月経の周期を整えます

月経不順・不正出血の治療
カウフマン療法

【飲み方】
卵胞ホルモンは生理が始まって5日目から10日間内服
卵胞・黄体ホルモン混合はその後続けて、10日間内服

カウフマン療法

【治療計画】
6周期程度の治療後、自然な月経の発来が整えば終了です。
治療後も順調でない場合は繰り返し治療していきます。

3 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)

卵巣で男性ホルモンがたくさん作られてしまうせいで、排卵しにくくなる疾患で、女性の20〜30人に1人の割合でみられます。 超音波検査でたくさんの卵胞(嚢胞)を認めることから多嚢胞性卵巣と呼ばれます。

症状

無月経や月経不順、にきび、多毛、肥満などPCOSは日常生活にさほど困らない方から常に治療が必要な方まで、症状の程度はさまざまです。

診断

以下の3つを全て満たすと診断されます。
①月経異常(月経不順や無月経)
②多嚢胞性卵巣(超音波検査で卵巣に卵胞がたくさん連なってみえること)
③血中の男性ホルモン高値基準値0.11~0.47(ng/mL)
またはLHが高値で、FSHが正常

治療

「治す病気」というよりは「付き合っていく体質」と考えます
①月経が2〜3ヶ月あく方
ホルモン療法で月経を整えます。治療は半年ほど行いますが、多くの方で同じ症状に戻リます。治療を続ける事によるデメリットは特にないため、繰り返し無月経になる方は基本的に治療を継続することをお勧めします。
②避妊が必要な方、月経痛やニキビが辛い方
ピルがお勧めです。
③現在妊活中の方
状況により排卵を起こす治療が必要です。その場合は治療が可能な医療機関にご紹介します。

婦人科で検査する代表的なホルモン値(目安と意味)

こちらの表は横スクロールできます
FSH(mlU/mL) LH(mlU/mL) E2(エストラジオール) プロゲステロン
卵胞期 3.01 ~ 14.72 1.76 ~ 10.24 28.8 ~ 196.8 0.28 以下
排卵期 3.21 ~ 16.60 2.19 ~ 88.33 36.4 ~ 525.9% 5.69 以下
黄体期 1.47 ~ 8.49 1.13 ~ 14.22 44.1 ~ 491.9 2.05 ~24.2
閉経期 157.79 5.72 ~ 64.31 47.0 以下 0.33 以下
プロラクチン テストステロン TSH FT3 FT4
4.91 ~ 29.32 0.11 ~ 0.47 0.61 ~ 4.23 2.51 ~ 4.06 0.75 ~ 1.45
FSH 卵胞刺激ホルモン
LH 黄体形成ホルモン
E2(エストラジオール) 卵胞ホルモン
(女性ホルモン)
プロゲステロン 黄体ホルモン
(女性ホルモン)
プロラクチン 乳汁分泌ホルモン
テストステロン 男性ホルモン
TSH 甲状腺刺激ホルモン
FT3/FT4 甲状腺ホルモン

Q&A

お薬を飲むのを忘れました。

・いつもの時間より早い時間に気づいた時は、その時点で前の分を内服し、その後通常通り内服してください。
・いつもの時間になっていたら、前の日の分は飲まずに、その日の分だけ内服してください。
・2日以上忘れていた場合は、内服を中止し診察室で医師へお尋ねください。(要予約)

・いつもの時間より早い時間に
 気づいた時は、
 その時点で前の分を内服し、
 その後通常通り内服してください。
・いつもの時間になっていたら、
 前の日の分は飲まずに、
 その日の分だけ内服してください。
・2日以上忘れていた場合は、
 内服を中止し診察室で
 医師へお尋ねください。(要予約)

内服はしているのですが出血があります。

・おりものシートで足りる程度の出血であれば、そのまま内服を続けてください。
・生理用ナプキンが必要な量の出血がある場合は、内服を中止し診察室で医師へお尋ねください。(要予約)

・おりものシートで足りる程度の
 出血であれば、
 そのまま内服を続けてください。
・生理用ナプキンが必要な量の
 出血がある場合は、
 内服を中止し診察室で
 医師へお尋ねください。(要予約)

内服終了しても生理が来ません。

・内服終了後、1週間しても出血なければ診察室で医師へお尋ねください。(要予約)

内服終了後1週間しても出血がなければ診察室で医師へお尋ねください。(要予約)

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日本はがん死亡率が高いにもかかわらず、検診数が少なく、年々患者数も増えています。「検診習慣」でご自身を守りましょう。

性感染症(STD)検診について

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性感染症(性病)を放っておくと不妊症の原因になります。
将来の妊娠のためにも、定期的な検診を受けましょう。

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麻酔専門医による痛くない独自の無痛麻酔を使用した中絶手術専門医体制でサポートします。

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